漫画は読みますエロ漫画は好きでも嫌いでもないです!こんにちは!どうにかして山本直樹の描く女の子になりたかった週末アイドル赤穂(@asnatch)です。
ということでね、ぎりぎり5/11に山本直樹展「白黒」に滑り込んできました!いやー、本当に行ってよかった。
山本直樹展「白黒」
新宿のヴァニラ画廊という、小さな画廊で行われたのですが、ワンルームくらいかな?の大きさの部屋の壁、上から下まで原稿サイズ大の山本直樹の漫画、そして時折特大サイズに引き伸ばされたものも。
正直好きなのもあるんですけど、ここまで並ぶと圧倒されます。
もちろん展覧会自体18歳未満は入れない、ということもあってほぼエロなんですけど、その線の綺麗さと、そしてエロさ、背景の綺麗さと、少女の透明感、そしてエロさがたまりませんでした。
個人的に数点、漫画ではなくて、漫画の扉絵なのかな?購入したいと強く強く願ったのですが、家のどこに飾るのかに悩んで結局買えませんでした。
畳の上で目覚めるスクール水着の女の子、響き渡る蝉の声のおおきな絵もあってね…。ほしいよー!!となったんですけど…どこに…どこに飾るの…。
あとは堀田の絵を数枚、目に焼き付けて終わりました。
山本直樹との出会い
そもそも山本直樹を知ったきっかけっていうのが、父親が買っていたビッグコミックスピリッツで連載していた『ありがとう』なんですけど、最終巻が1995年に出ていることを考えると、私は小学生~中学生の時に読んでた計算になり、今そのころに戻れたらとりあえずビッグコミックスピリッツを幼い私の手から奪い取り、家の庭で燃やしてやりたい!!焚書だ!!あんなものを読んだからこんな風に育つんだ!!燃やせ!!
幼い私にはすごい衝撃でした。地方の公務員家庭でなんの問題もなく育っていた私が、家族が崩壊していくところ、お姉ちゃんが輪姦されてしまう、とか、宗教、とか。漫画でも「リアル」な暴力に触れたことがなかったからすごい夢中になった。
それまでって、ほら、一種のファンタジーなんですよ。ドラゴンボールでクリリンが死んだって、ジョジョで血がごぎゃ!って出たって、ろくでなしブルースで太尊が殴られて鼻血を出していても、どこか遠い世界のものだったのに、なぜかありがとうだけはすごい身近で、限りなく大きな恐怖で、でもどこかうしろめたい性的興奮を覚えたのを記憶しています。
いまだに『ありがとう』はすべてのきっかけであり、絞首台までの13段の階段でもあり、運動会のピストルの音でもあります。でも怖くていまだにもう一度は読めません。
山本直樹が描く少女が好き
閉塞感、それでもなくならない透明感、ゴミの中に埋もれていたって、山本直樹が描く女の子は薄く細く白く、とてもかわいいんです…。
余りにも自分の中で高ぶってしまい、twitterに連投してしまいまして…。

そう、笑ってないの。
それが転じて、わたしのタンブラー(AKB48と井川遥さんの自分で選んだ写真詰め合わせ)は、あまり女の子が笑ってないのが多いのかもしれません。
でも笑ってないところに変なエロさがあるというか、後ろめたさがあるというか…。
ということで行けて本当に良かったです。
もう一回くらい見たかったな。
堀田も完結したみたいだからもう一回読もーっと。
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